私たちがこだわる「手づくりのつけあげ」には、どんな料理人でも一朝一夕には作れない、そんな自負があります。
すり身や豆腐の状態、ザラメや地酒、塩を加える微妙なタイミング、ネタの油へのくぐらせ方、そして春夏秋冬の温度や湿度の管理。揚げ終わるまで気が抜けない。
どれもが、毎回真剣勝負です。
工房ではときどき「生き物」を相手にしているように感じることがあります。油断をすると、つけあげの表面の肌触りが違う。パサパサになる。冬場、夏と同じように作っていると、まるで違うものができる。
つけあげは地味なようで奥が深い、とつくづく思います。それだけに、美しく揚がったときの喜びもひとしおです。
私たちはその喜びを、お客様にも味わっていただけたらと思います。
代表取締役社長 枦壽一
まるじゅ本舗の原点は今から約20年前。友人宅で振る舞われた手づくりのつけあげに感動し、「この味をたくさんの人に伝えたいとい思いがきかっけです。」
手づくりの母の味、阿久根の旬の素材を活かしたふるさとの味わいを大切に守り続けながらみなさまにもっともっと喜んでいただけるよう励んで参ります。
部長 枦庄太郎
阿久根ならではの伝統的な良さを大切にしながら、新しいものを取り入れて、この地域の食を伝えていきたいと願っています。
工房長 新枦和也(阿久根出身)
けっこう細かくて、小心者かも。
その割にはチャレンジ精神も旺盛で、つけあげにイカスミソースを使ったり、新しい味を考えるのも大好きです。
築地光一(阿久根出身)
工房いちばんの、早起き。
朝4時前後には出社してます。まじめで、きれい好き。自社製品では「味坊」が大好きです。
岩崎八千代(阿久根出身)
「初心を忘れず」がモットーです。
若い人たちに交じって楽しくやってます。何でも言い合える、親子みたいな感じで。